プロフェッショナル心理カウンセラー(話を聴くプロ)がウクライナ避難民の心のケアボランティア活動に携わってきた、一般社団法人全国心理業連合会(全心連)が、医療・介護・心のケアに関するシンポジウムを開催します。
2022年にロシアの侵攻を受けてから3年。ウクライナでは3年にわたる戦争状態で、男性は戦地へ、女性たちは日常的に社会を支えるための仕事をしながら、子育てに追われています。年老いた親たちの自宅介護には限界がありますが、高齢者施設等はありません。ウクライナでは、社会制度としての介護保険制度等はありません。また、戦争により、子どもを含む多くの人たちが障害を負っています。
日本では、ウクライナの停戦・終戦を見越して、ウクライナの戦後復興のプロジェクトが立ち上がっています。しかし、復興とは、建物や製造業に限らず、人々を支えるヒューマンヘルスケアの観点もとても重要だと思われます。
一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会が協力する、全心連主催の「ウクライナの復興支援としてのヘルスケア活動(医療・介護・心のケア)シンポジウム」では、ウクライナで最大の国内避難民を受け入れるリヴィウ州・トルスカヴェーツィ市の市長からのご依頼により、日本における在宅医療や介護についてお伝えし、今後のウクライナの復興のヒントとなる医療・介護・心のケアなどの情報交換を行いたいと思います。日本の公的枠組みを活用しながら、在宅医療や高齢者ケアを実装していくために、トルスカヴェーツィ市が1つのトライアルケースとなることと思います。
「ウクライナの復興支援としてのヘルスケア活動(医療・介護・心のケア)シンポジウム」実施要綱
◇主催
一般社団法人全国心理業連合会(全心連)
◇協力
一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会
◇日時
2025年7月15日(火)14:00-17:00
◇場所
参議院議員会館B1 104会議室(東京都千代田区永田町2丁目1-1)
◇対象
医療・福祉・心理関係者等
◇定員
約50名
◇参加費
無料
※お席に限りがございます
※事前登録制となっております(ご予約がないと会場にお入りいただけません)
※お手数ですが、おひとり様ずつフォーム登録をお願いいたします。
※フォームからお申し込み下さった皆様に、メールでご案内をお送りします。
※定員に達した時点で受付終了させていただきます
お申し込み、登壇者詳細等はこちらから